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子どもと登山

2020/07/15こどもとスポーツ

身近なスポーツとして、登山にチャレンジしてみませんか?
キレイな空気、雄大な大自然、頂上での達成感。
登山にはさまざまな魅力があります。
登山をあまりしたことのない人からは、「キツイ」「つらい」「何が楽しいのか理解できない」等と言われていますが、初心者向けの手頃な山で、子どもと一緒に登山に挑戦してみませんか。

登山のメリット

・心身共に健康的に

登山は、疲れにくい身体を作ってくれます。体力がつくうえ、慢性疾患を改善し、肥満解消、リラックス効果、美肌効果など。
肉体的にも精神的にも、健康的な身体を作ることが可能です。

・美しい自然

登山道から見られる、珍しい花や巨大な樹木、変わった形をした岩。カモシカやリス、オコジョ、猿などの野生動物を間近で見られる可能性も。
さらに、登山+キャンプを楽しめば、満点の星空に感動すること間違いありません。

・災害時に備えられる

キャンプに慣れてくると、食事やケガ、ロープワークなど、不自由な中で生きていくための知識や知恵が増えていきます。
こうした知識は、災害時に役立つこと間違いありません。

登山の注意点

・子どもの体力を考えて

親の体力に合わせて登る山を決めてしまうと、子どもがバテてしまうことも。
初登山で嫌な思いをすると、子どもは山嫌いになってしまいます。
普段は体力無尽蔵の子どもたちですが、少しずつ登山に慣れさせていくことが大切です。
また、子どもはあちこちで寄り道してしまうもの。あまりに長い距離だと、頂上までつかずに引き返さなくてはならない事態になる可能性も。

・履き慣れた靴を

履き慣れていない靴を履くと、靴擦れを起こして歩けなくなってしまうことも。
いくら人気の運動靴やスニーカーでも、必ず履き慣れてから登山に行くようにしてください。
山歩きをするなら、スニーカーでは急斜面で滑ってしまうことも。登山靴がおすすめです。

・コースを外れない

美しい自然に誘われて登山道を逸れてしまい、そのまま遭難してしまったという方は多いです。
山には、崖から転落する危険性もありますので、ふらふらと森の奥に入ってしまわないよう気を付けてください。
もちろん、子どもからは目を放さないように。

・山の天候は気まぐれ

朝晴れていても、昼間には雨になるなど、山の天候はコロコロと変わります。
どんなに良い天気でも、必ずレインウェアや防風防寒対策は準備してください。

・熱中症予防

山には自動販売機がありません。
熱中症になってしまったとき、飲み水すら確保できない状況になると、不安になってしまいますよね。
必ず、スポーツ飲料や塩飴、ウェットティッシュなど、熱中症対策を行ってから出発してください。
頻繁に休憩を入れるようにしましょう。

・紫外線対策

高度が高くなるほど紫外線の量が増えていきます。
長袖を着用し、ツバの広い帽子をかぶり、サングラスをかける。その上で、日焼け止めをこまめに塗り直すのが大切です。

・高山病

山に登ると、高山病にかかる可能性も。
対策として、ゆっくりと登り身体を慣らす、深呼吸するなどがあります。
登山用時計は、高度や気圧、方角が分かる時計です。天候や温度計、歩いた距離、ルートの確認、心拍メーターなどさまざまな機能がついたものもあります。
高山病対策や、迷ってしまったときのルート検索におすすめです。

写真を撮ろう

山には、たくさんの素晴らしい自然があふれており、さまざまな被写体があります。
美しい自然を撮るのも良いですし、頑張っている子どもの姿を撮るのも良い思い出に。
特に、頂上では必ず思い出の一枚を撮っておきたいものです。
フォトライクを使って、おじいしゃんおばあちゃんに、登山を頑張る孫の姿を送れば、喜んでもらえること間違いありません。