
「この会場、雰囲気が好き!」そんな第一印象も大切ですが、結婚式は実際に集まって楽しむ場だからこそ、当日の動き方やゲスト目線での使いやすさをしっかり確認することが大切です。
下見の際にチェックしておきたいポイントをわかりやすくまとめました。
目次
アクセス・立地
ゲストが安心して来られるかどうかは、式の満足度につながります。特に親族や年配ゲストの場合、移動のしやすさはとても大切なポイントです。
・最寄駅からの距離・道のわかりやすさ
・送迎バスの有無、駐車場の台数
・雨の日も移動しやすい導線か
・遠方ゲスト向けにホテルや宿泊先が近いか
挙式会場・披露宴会場の広さと動線
写真やサイトでは分かりにくいのが、“体感としての広さ”。「ゆとりのある空間」は、当日の安心感に直結します。
・立ち上がっても窮屈に感じないか
・テーブル同士のスペースに余裕はあるか
・新郎新婦が入場・退場しやすい導線か
・お色直しや中座の動きはスムーズにできそうか
料理・飲み物のクオリティ
結婚式の満足度で最も多い意見が「料理がおいしかったかどうか」です。試食が可能な場合は、できるだけ早めに予約して体験しましょう。
・料理のスタイル(フルコース / ビュッフェ / オリジナルメニュー)
・ゲストのアレルギー対応はできるか
・使っている食材の産地・こだわり
・飲み物の種類・フリードリンクの内容
設備・サポート体制
当日を安心して任せられるかは、設備とスタッフのサポートで決まります。特に、子どもが多い式を予定している場合は、キッズ対応設備を必ず確認しましょう。
・音響・照明・スクリーンの有無と位置
・プロの司会者・プランナーが担当するか
・控室(新郎新婦 / 親族 / ゲスト)の数と広さ
・ベビールームや授乳スペースはあるか
費用と見積もりの確認ポイント
見積もりには「入っていないもの」があることもしばしば。とくに衣装・装花・写真は、後から金額が増えやすい部分です。
・料理・衣装・装花・写真・引出物の平均費用
・シーズン・曜日・時間帯による金額差
・持ち込みができるもの/できないもの
・追加費用が発生しやすい項目はどこか
ゲスト目線での「過ごしやすさ」
自分たちだけでなく、来てくれる人が心地よく過ごせるかを想像することも大切です。親族や小さな子ども連れゲストの視点で見られると、選んでよかったと思える会場に近づきます。
・トイレの数や位置
・待合スペースの広さ
・授乳室・おむつ替えスペース
・車いす対応や段差の有無
会場の雰囲気とスタッフの安心感
最後は、やはり「ここで挙げたいと思えるか」。“人”への信頼感は、式当日の安心感につながります。
・チャペル・披露宴会場の雰囲気は自分たちのイメージと合う?
・プランナーは話しやすい? 心配ごとを相談しやすい?
・スタッフ同士の連携はとれていそう?

