
いよいよ開幕する「ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック」。ウィンタースポーツはスピード、距離、天候、光量など撮影条件が過酷なため、カメラマン泣かせの場面が少なくありません。
スポーツ撮影の視点から「特に難易度が高い競技TOP5」と、その攻略ポイントを解説します。
第5位:アイスホッケー
氷上で行う団体球技で、スケートを履いた選手がパックを相手ゴールに入れて得点を競う、スピードと当たりの強さが魅力の競技です。
日本では女子代表「スマイルジャパン」ことアイスホッケー女子日本代表が近年オリンピックで安定した成績を残し、注目度が高まっています。
◆撮影が難しい理由
・パックが小さく高速
・選手の密集で被写体が隠れやすい
・室内で暗い
◆撮影ポイント
ゴール前を狙い、攻防の展開を予測することが重要です。
第4位:フィギュアスケート
ジャンプ・スピン・ステップなどの技術と表現力を競う芸術性の高い氷上競技。日本は世界屈指の強豪国で、羽生結弦の五輪連覇など、数々の歴史的名演技を生んできました。
◆撮影が難しい理由
・光量が少ない
・ジャンプの頂点が一瞬
・表情も重要
◆撮影ポイント
ジャンプ前から連写し、空中姿勢の美しい瞬間を狙います。
第3位:ショートトラック
1周111mのリンクを複数選手で周回し、着順を競うスピードスケート種目。接触や転倒も多く、レース展開が読みにくいスリリングな競技です。
日本も混合リレーなどで世界大会の表彰台経験があります。
◆撮影が難しい理由
・超高速で接近戦
・被写体が重なりやすい
・予測不能な転倒
◆撮影ポイント
コーナー外側から流し撮りで迫力を出します。
第2位:スキージャンプ
助走から踏み切り、飛距離と空中姿勢の美しさを競う競技。
日本選手は昔から強く、近年では小林陵侑がワールドカップ総合優勝を果たすなど世界のトップで活躍しています。
◆撮影が難しい理由
・被写体が遠い
・空背景で露出が難しい
・着地の位置が読みにくい
◆撮影ポイント
空中姿勢が最も伸びる瞬間を超望遠で狙います。
第1位:バイアスロン
クロスカントリースキーの滑走とライフル射撃を交互に行う複合競技。滑走の持久力と射撃の集中力が求められ、「冬季五種」とも呼ばれる過酷な種目です。
ヨーロッパで特に人気が高い伝統競技です。
◆撮影が難しい理由
・広大なコース
・滑走と射撃で動きが極端に違う
・雪原で露出が不安定
◆撮影ポイント
動きのある滑走と静止する射撃で設定を切り替える柔軟さが必要です。

