澄んだ青空と心地よい風が広がる秋は、子どもと一緒におでかけを楽しむのにぴったりの季節です。
紅葉や公園の景色を背景にすれば、自然光に包まれた素敵な写真が撮れるチャンスがたくさんあります。せっかくのおでかけだからこそ、思い出をきれいに残したいもの。
そんな、秋ならではの光や景色を活かして、子どもの写真を素敵に撮影するコツをご紹介します。
柔らかい光を味方にする
秋の日差しは夏に比べてやわらかく、写真にあたたかみを与えてくれます。
特におススメなのは、午前中や夕方の「ゴールデンアワー」。斜めから差し込む光が、子どもの笑顔や紅葉をより鮮やかに引き立ててくれます。
逆光を活かして撮ると、髪の毛や輪郭が光に包まれ、幻想的な雰囲気になります。
背景に季節感を取り入れる
秋らしさを演出するには、背景選びも大切です。紅葉の木々、落ち葉が敷きつめられた公園、ススキの生えた河川敷など、自然の中に子どもを立たせるだけで絵になる写真に。
服装も季節感のある色合い(ブラウンやマスタード、ベージュなど)を選んで着せてあげると、背景との調和がとれ、より雰囲気のある仕上がりになるでしょう。
子どもの自然な表情を引き出す
「カメラを見て!」と声をかけるよりも、遊びに夢中になっている瞬間を狙う方が、自然な笑顔や仕草を撮ることができます。シャボン玉や落ち葉遊びなど、子どもが夢中になれる小道具を用意すると、無理なく可愛らしい表情を引き出せます。
目線の高さを合わせて撮影
子どもを撮るときは、大人の目線から見下ろすのではなく、子どもの目線にカメラを下げるのがおススメです。しゃがんだり寝転んだりして同じ高さで撮ることで、子どもの世界観が伝わる写真になります。
小さな発見や表情もよりリアルに残すことができます。
動きのある写真で遊び心をプラス
秋の公園では走ったり転がったりと、子どもたちの元気いっぱいに遊ぶ姿が見られます。
そんなときにぜひ使っていただきたいのが、連写モード。動きのある一瞬を逃さず残せます。
走っている姿や落ち葉を投げる瞬間など、ダイナミックで楽しい写真に仕上がるはず。
まとめ
秋は光もやわらかく、背景も彩り豊かで、子どもたちを撮るのには最高の季節です。
光の時間帯を意識し、自然な表情や遊びの瞬間を切り取れば、何気ない一日がおしゃれなアルバムの一枚に変わります。家族のおでかけの思い出を、ぜひカメラにおさめてみてください。