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スポーツに励む子どもの、熱中症対策

2021/05/25こどもとスポーツ

熱中症が気になる季節になりました。
心配なのは、部活動やスポーツクラブに通っている子どもたちだけではありません。
また、体温調節機能が発達していない乳幼児は、熱中症にかかりやすいと言われているのはご存じですか。
小学生、中学生、高校生でも、体育の授業や学校からの帰宅中にも、熱中症にかかる可能性があります。

子どもへの基本的熱中症対策

水分は多めに取る

熱中症と言えば、水分を取るのが基本的な対策です。
乳幼児や子どもは新陳代謝が活発なため、汗や尿から多くの水分が出ていきます。
特に乳幼児は、体の約70%が水分。(成人男性は約60%、成人女性は約55%)
大人よりも水分を必要としているのです。

熱や日差しに気を付けて

子どもは自律神経の働きが未熟。汗っかきのはずなのに、体には熱がこもりやすく、体温が上昇しやすくなります。
帽子を被ったり、熱のこもらない素材の衣服(綿や麻など)を着用させましょう。
背の低い子どもは、地面からの熱を受けやすくなるため、大人が感じている以上に気温を高く感じています。
しかし、熱中症が怖いからと言って外遊びをしないのもよくありません。暑さに慣らさせるためにも、適度に外へ出かけるようにしましょう。

大人が気を付ける

小さな子どもは、自分で体の不調をうまく訴えることができません。
言葉がしゃべれるようになったし大丈夫だと思っても、遊びに夢中になりすぎて、体調の悪さに気が付かない子どもも多いです。
大人が定期的に休憩させて水を飲ませるなど、子どもに気を配るようにしましょう。
顔色が悪い、汗をひどくかいている場合は、即座の休憩が必要です。

通学・帰宅中も気を付けさせる

徒歩や自転車での移動中や、バス停でバスを待っている最中も、熱中症になる可能性は高いです。
帽子や日傘を利用するようにしましょう。
また、なるべく影を通るように心がけることも大切です。
水筒を持ち歩き、途中で水分補給をするようにさせてください。

室内遊びも要注意

室内にいるから大丈夫だとついつい大人は考えてしまいがちですが、毎年室内で熱中症になる子どもがたくさんいます。
気を付けて見てあげてください。

スポーツ中に気を付けること

無理をさせない

暑い中でも無理やり運動をさせると、熱中症になる確率は上がります。
体育の授業中や、部活やスポーツクラブの最中でも、体調が悪い子どもには無理をさせず、こまめに休憩を入れて塩分を含むスポーツドリンクなどを飲ませるようにしましょう。
子どもの顔色にはよく注意し、無理をしていないか気を付けてあげてください。

屋内でも危険

体育館などを利用する屋内スポーツも、注意が必要です。
特に、防具を付ける剣道などの競技は、ずっと防具をつけず適度に外させてください。
風通しのない締め切った体育館での競技も、こまめな休憩を取り入れましょう。

スポーツ観戦でも

子どもと一緒にスポーツ観戦。もしくは、試合中の子どものスポーツ観戦をする親御さんは多いです。
その際、つい応援や写真撮影に熱が入ってしまいがちですが、熱中症対策は忘れないようにしてください。
子どもだけでなく、大人も熱中症にかかる可能性が高く、炎天下での応援は特に危険。
日焼け止めや日よけ、水分補給だけでなく、電動の扇風機や濡れタオルも持参してください。