かわいいお子さんのはじける笑顔。
写真販売サイトでたくさんの方に閲覧してほしいですよね。
しかし、差y新販売サイトによってはモデルリリースなしではサイト上に公開することができない、審査が通らないということがあります。
モデルリリースが必要なのです。
ではモデルリリースとはなんでしょうか？自分の子どもの写真を公開するために必要なのはなぜでしょうか。
モデルリリースとは
モデルリリースとは肖像権の利用許諾書のことで、人物撮影を行う際にカメラマンとモデルの間で交わします。
主に写真販売サイトで販売する、CMや広告などに使われる、といった大きなシーンで扱われます。
カメラマンには「著作権」があり、モデルには「肖像権」があるため、許可なく勝手に写真を使用してはいけないという取り決めをかわさないとトラブルになる可能性があるからです。
特に写真販売サイトでは購入された写真がどういった場所に使われるかを追いかけることもないため、モデルリリースを提出していなければ、モデルから肖像権の侵害として損害賠償を請求される可能性やサイトや使用された箇所への公開取り下げを行われることもあります。
つまり、写真販売サイトを利用し、購入したお客さまの安心感にもつながるのです。
モデルリリースはどのようなときに必要？
カメラマンとモデルがお互いに写真がどのようなところでとのように扱われるか、認識をすり合わせた上で合意するために必要なのがモデルリリースです。
見る人が見れば個人が特定できるという状態で人物が写っているすべての写真やイラストなどの作品に必要になります。
カメラマンの赤ちゃんや子ども、被写体がカメラマン本人であったり、メインの被写体でなくたまたま写り込んでしまった場合であっても個人が特定できる場合は必要です。
たくさんの人が写っていたら、被写体の人数分だけモデルリリースも必要になります。
風景写真内の通行人や観光客など現実的にモデルリリースを取得できない場合は個人を特定できないようなレタッチを写真販売サイトにアップロードする前にしなければいけません。
仮にシルエットや後ろ姿になっていたり、手や足などのパーツのみで個人を特定できない場合はモデルリリースの提出は必ずしも要るというわけではありません。
しかし、前述どおり購買するお客様の安心感につながるのでダウンロードしようというチャンスに影響を及ぼすでしょう。
自分の子どもにも必要？
写真販売システムのよくある質問でもあるのですが、カメラマン自身の子どもや、カメラマンの親族や友人、知人の子どもで本人が許可をしていたとしても、モデルリリースは提出が必要になります。
血縁者であってもなにがあるかわからないからです。
自身の子どもはもちろん、親族や友人知人が写真に写り込んでしまったとしても、「いいよいいよ」と軽い口約束で了承を得てしまう場合があります。
しかし、写真販売サイトに掲載するということを考えるとネットリテラシーに照らし合わせたりしてリスクにあとから思い至るというケースもあるでしょう。
そういった場合にお気に入りの写真を掲載することができないということにならないようにするためにもモデルリリースは必要なのです。