背景や小物を準備して、その上に赤ちゃんを寝ころばせて、上から撮影するおひるねアート。
デパートや写真館の催しで見かけることもあります。
日本おひるねアート協会の認定講師は、北海道から沖縄まで、年々講師も増えています。もともとは普通のママだった方が多く、育児休暇中などに資格を取る人も。
今回は、おひるねアートの作り方をお伝えします。ご自宅で、まずは自分の子どもやお友達を撮影するために、おひるねアート、してみませんか？
テーマを決めてみる
「どんなおひるねアートを作ろうかな♪」と考える際、テーマを決めることをおすすめします。
クリスマス会やハロウィンパーティーなど、イベントがあれば、そこから考えると良いでしょう。
その他、「お花見」や「宇宙」「洗濯物」「水族館」「桃太郎」など、テーマを決めるとどんなものを作ろうか想像しやすくなります。
簡単なラフを書いてみよう
いきなり材料を準備して作り始めると、頭の中で思い描いていたものと現実がうまくいかず、手が止まってしまいがち。
慣れるまでは、ラフを書いてみることをおすすめします。
ラフを書いたら、自宅にあるもので作れるか、買い足さなければいけないものがないか、1つずつチェックしていきましょう。
最初はオリジナルではなく、インターネットなどでたくさんのおひるねアートを見て、作れそうなものを真似してみるのも良いでしょう。
小物を使って
布を切り貼りして作るのも良いですが、自宅にある小物も大活躍させてみませんか？
例えば、ペットボトルの蓋を雪に見立てたり、ぬいぐるみを使ったり。
紐と洋服を持ってくれば、洗濯物のおひるねアートが作れます。洗濯物と一緒に赤ちゃんも干しているようなアート、作ってみませんか。
背景が大切！
おひるねアートには、いくつかのコツがあります。
まず背景。背景にする布は、初心者は1枚布がおすすめです。ピンと張って、しわがないようにすると、一気にプロ級の仕上がりに。
ご両親二人で協力してしっかり布を張りましょう。
布がない場合は、ラグや絨毯でもOKです。
キレイに撮るためのコツ
おすすめは、自然光。おひるねアートは晴れの日の昼間に撮影しましょう。と言っても、直射日光が当たると影ができてしまうので、窓からは2メートルくらい離れて、薄手のカーテンを引いて撮影します。
撮影は高い位置から。子どもの真上から撮影します。
その際、カメラの落下を防ぐため、腕が伸ばせるほど長いカメラのストラップを準備するか、もしくは通常サイズのストラップを手首に巻き付けて撮影します。
子どもの真上から撮影しようとすると、椅子の上に乗って、腕を伸ばして撮影することになります。落ちないように気を付けてくださいね。