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子どもの運動神経は遺伝?環境?

2019/12/15こどもとスポーツ

よく、「うちは運動神経が悪い家系だから、この子も運動は苦手になるよ」と言うような言葉を耳にします。
確かに、プロスポーツ選手の子どもは、運動が得意な傾向にあります。
では、運動神経は遺伝によるものなのでしょうか?

運動神経は環境に左右される

どんなに運動が得意な両親を持っていても、子どもの前で両親が運動をせずにゴロゴロするだけ。子どもにも運動はさせずにインドア生活をさせていたら、運動神経が育つわけはありません。
逆に、運動が得意な両親が、血の繋がらない運動神経が悪い親の遺伝子を持つ子どもを赤ちゃんから育てたとします。小さな頃から運動する両親を見て育ち、両親との遊びを通じてたくさんの身体の動かし方を学んでいきます。この子の運動神経は悪いままだと思いますか?
そうです。答えは、運動神経は環境に左右されるのです。
運動神経の悪い親は、子どもの前で運動をしない方が多いです。
運動が好きな親と比べて、子どもの運動の機会は大きく減ります。
さらに、子どもがどうやったらうまくできるのか悩んでいるとき、運動神経の親は自分もやり方を知らないため、適切な指導をすることもできず、結果、ますます運動ができない子になってしまうのです。

運動する環境を準備しよう

子どもは遊びの中でたくさんの運動を覚えていきます。
子どもと一緒に、鬼ごっこをしたり、ボール遊びをしたり、縄跳びをしたり。まずは公園などに出掛け、たくさん遊びましょう。
運動が苦手だと、公園で走り回ることすらうんざりしてしまいますよね。それならば、ママ友などを誘って複数人で出掛けましょう。子どもたちが一緒に遊べば、親は運動する必要がありません。
楽しそうに駆け回る子どもたちを写真に撮ってみましょう。その写真を見る度に、身体を動かすのって楽しいんだと感じるような、笑顔の写真がおすすめです。
その写真を飾り、頻繁に公園に出掛けるようにしてみましょう。

習い事させればいいの?

子どもにスポーツを習わせることで、運動神経は大丈夫と安心する親は多いですが、それは間違いです。
その習い事は、毎日行けますか?週に1回2回では、運動量が全く足りません。
また、運動の基本動作(投げる、跳ぶ、走る、泳ぐなど)は84種類もあるのですが、習い事ではそのバランスが偏ってしまいます。
そして、これらの基本動作は6歳までに経験しなければ、苦手意識をもってしまうと言われているのです。