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光に合わせてスポーツ写真を撮る

2020/06/25カメラの基礎知識

屋外でスポーツ写真を撮る際、被写体の正面から光が当たる順光の場合もあれば、逆に被写体の背後から光が当たる逆光の場合もあります。さらには、斜めから光が当たる場合も。
被写体のどこから光が当たるかによって、写真の雰囲気が変わってきます。

順光の場合

被写体の正面から光が当たる順光の場合、肌や服などが色鮮やかにくっきり撮影できます。
その反面、奥行きのない写真になりがち。
スポーツ写真の場合は、被写体に近付いて撮影するといったことがまずありませんので、自分の影が写真に写り込むようなミスは心配しなくて大丈夫ですが、もしも至近距離で撮影するのなら影に注意しながら撮影しましょう。
また、光が強すぎて色が飛ぶ事もあります。そんな場合は露出補正をマイナスにしましょう。

逆光の場合

被写体の背後から光が差し込む逆光。被写体の影が顔の目の前に現れて暗い写真が出来上がります。
暗い場合は、露出補正をプラスにしましょう。被写体本人の輪郭が光に包まれたような、柔らかい雰囲気の写真を撮ることができます。
ただ、逆光はご存知の通りシルエット写真が撮影しやすくなります。スポーツ写真をシルエットで撮るとカッコよく見えるため、ぜひチャレンジしてみてください。

サイド光の場合

被写体の斜めから光が当たるサイド光(斜光)。顔の横前から光があたるため、鼻まわりや首の下に影ができ、立体感あふれる写真を撮影することができます。
ドラマチックで力強い写真が撮れるため、スポーツ写真におすすめ。
影を薄くしたい場合は、弱くフラッシュをたいてください。

測光モードを使おう

一眼レフカメラには、約3種類の測光モードが内蔵されています。
画面全体の明るさを測る『多分割測光(マルチパターン測光)(評価測光)』は、明るさや距離や色などさまざまな情報を分析して、自動的に適正露出に。見たままに近い写真を撮影することができます。
画面の中央付近の明るさを測る『中央部重点測光』は、画面中央付近の明るさや色を重点的に分析します。中央に被写体が来る写真におすすめです。
画面一部分の明るさを測る『スポット測光』は、逆光や明暗差がある際に使います。黒つぶれしてしまう際に、暗い部分をスポット測光すると明るい写真に。白飛びしてしまう際に、明るい部分をスポット測光すると、暗い写真になりますので、色々と操作して慣れていきましょう。