かつては日本の得意分野でありお家芸だったカメラ・精密機器関連。日本のカメラは世界中で売れていました。しかし、スマホに高性能のカメラが搭載されてからは、売上が縮小気味・・・
しかし、一度手にして撮影すると、その出来栄えの美しさに誰もが納得。スマホカメラとの差は歴然です。それが一眼レフなのです。
もしプロポーズを機にカメラの購入を検討されているのなら、どんなカメラがいいのでしょうか。
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各社とも中高級機かつミラーレスに力をいれている
最近は一眼レフといえばミラーレスカメラをさすようです。これまでの一眼レフのように反射鏡がなく、電子ファインダーを覗いて撮影するため、小型化・軽量化しやすいのが特徴です。また、オートフォーカス機能や連写機能も高めることができるとのことです。
売れ筋その1:ニコン Z9
人物や動物などを自動認識してピントを合わせることができます。対象となる被写体は犬や猫、車でもOKで、世界最多を自負しているそうです。連写機能は1秒間に最高で120枚撮影できます。
価格は税込みで698,500円。プロカメラマンやかなり詳しいアマチュア向けです。
ニコンはもともと一眼レフでは大きなシェアを持っています。ミラーレスカメラでは他社に後れを取っていましたが、この機種で巻き返しを図ろうとしているそうです。
売れ筋その2:ソニー α1
ソニーは他社に先駆けて2013年にフルサイズミラーレスカメラを発売しました。この3月に売り出されたα1は、税込みで880,000円。かつて一眼レフはニコンとキャノンでほとんどのシェアを占めていましたが、これでシェア拡大を狙います。
今年の東京オリンピックでは、α1を使うカメラマンもいたそうです。
売れ筋その3:キャノン EOS R3
キャノンは11月下旬にEOS R3を売り出す予定です。価格は税込みで748,000円。こちらは東京オリンピックでカメラマンに試験的に利用してもらったそうです。特に好評だったのは本体の軽さとオートフォーカスの反応の良さだったとのことです。
メーカーはさらに機能の向上を目指すそうです。
市場は縮小気味だが、中高級機はニーズがあると判断
デジタルカメラの世界でのシェアは、日本のメーカーが9割を占めているそうです。一方でスマホは中国や韓国のメーカーがシェアを伸ばしています。
今、デジタルカメラ自体の市場規模が縮小してきており、各メーカーは事業の撤退や効率化を進めているそうです。
また、低価格のコンパクトデジカメでは、スマホと競合してしまうため、中高機種に力を入れているそうです。