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子どもをキレイに撮りたい!玉ボケ写真に挑戦

2020/11/15カメラの基礎知識

先日、前ボケ・後ボケ・前後ボケの写真撮影についてご案内しましたが、ボケにはほかに「玉ボケ」という種類があります。
画面全体がキラキラして、ドラマチックで華やかな写真を撮影することができる玉ボケを、今回はお伝えしましょう。

玉ボケとは

主役となる人物の前後に、丸い円形の光のボケを入れたものが「玉ボケ」です。
この玉の正体は、点光源。
太陽の光や木漏れ日、葉っぱについた雨粒、水面に反射する光、車のライト、イルミネーションなど。
特に、雨上がりで陽が差し始めた状態や、露の降りた朝、イルミネーションで彩られるクリスマスシーズンなどは、玉ボケ写真におすすめの状況です。

玉ボケの作り方

レンズは、標準から中望遠程度のもの。標準ズームレンズを使っている場合は、望遠側に合わせます。
30cmほど先にピントを固定し、AFロック。
AFロックとはピントを固定する方法で、主に3つの方法があります
・シャッターボタンを半押し
・AFロック用のボタンを押す(親指AF)
・マニュアルフォーカスに切り替える
iPhoneなら、画面を長押しすればAFロックがかかります。
AFロックをしてカメラを遠くに向けると、光が玉になって映ります。これが玉ボケです。
その光の中に子どもを入れて撮影しますが、その時に露出補正で明るさを調整します。

丸くてキレイな玉ボケを作る方法

絞りはなるべく開放してください(F値を小さくする)
絞りをしぼる(F値を大きくする)と、玉が角張ってしまい、キレイな玉ボケが撮れません。
大きな玉ボケを作りたい場合は、望遠レンズがおすすめ。特に大口径レンズは、値段は高いですが望遠でも明るく撮影できるため、表現力がUPします。子どもの素敵な写真をたくさん撮りたい方におすすめです。
大口径レンズは玉ボケが作りやすいですが、すみにある玉は楕円形になりやすいという欠点があります。少し絞るとキレイな円になりますが、絞り過ぎると角張ってしまうので、気を付けてください。

小さな玉ボケを作りたい

大きな玉ボケが、主役であるはずの子どもを食ってしまったら意味がありません。
玉ボケが大きすぎる場合は、少し後ろに下がって撮影してみてください。被写体との距離が変わると、玉ボケの大きさも変わってきます。
また、広角気味で撮影しても玉ボケのサイズが変わりますので、お試しください。
玉ボケは大きいと存在感があり、小さいとキラキラして見えます。
これからの季節、イルミネーションと子どもを一緒に撮影する方が増えますので、たくさん試して満足のいく写真を撮影しましょう。