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子どもも背景もシャープに撮りたい

2019/11/15カメラの基礎知識

子どもの写真を撮影する際、子どもだけでなく周りの景色まで、しっかりとピントを合わせて鮮明に撮影したいと思ったことはありませんか?
今回は、シャープに撮影するためのテクニックをご案内します。
これをマスターすれば、もっと素敵な写真を撮影できること、間違いありません。

ベストな絞りで、シャープな写真に

シャープに撮影したいのならば、F値を上げてみてください。
F値を上げると、シャッタースピードがゆっくりになります。その結果、手ブレしやすくなりますので、三脚などを使うと良いでしょう。
ただし、子どもは動き回るもの。子どもの写真を撮影しようとした場合、被写体の動きのせいでブレてしまうことがあります。
また、F値を上げ過ぎると回析現象がおき、鮮明さが失われてしまいますので、手持ちのカメラで色々なF値で試し撮りしてみてください。(レンズやカメラによって、最適なF値は変わってしまいます)

三脚を使おう

三脚は、かさばるから持ち歩きたくないという方が多いですが、プロは皆三脚を使っています。プロ並みの写真が撮りたいのなら、三脚は必須。
カーボン製のものや、自由雲台がついたものは、普通の三脚よりもかさばりません。
三脚を使って写真を撮る際は、手ぶれ補正をOFFにして撮影しましょう。(手ぶれ補正は、ぶれることを計算して撮影しますので、ぶれることのない三脚を使用した写真には逆効果になる機能です)

ISO感度は低く設定

ISO感度は便利ですが、ノイズが出やすくなります。そのため、シャープな写真を撮影したいのなら、通常感度設定の範囲で一番低く設定してください。
拡張感度設定で低く設定すると、画質が落ちてしまうので要注意。

リモコンorセルフタイマーで

シャッターを押すと、それだけで手ぶれが起こってしまいます。
そこで、厳密に手ぶれに気を付けたい方には、三脚+リモコン操作がおすすめ。リモコンがない場合は、セルフタイマーを使えばOKです。
また、一眼レフならば、ミラーアップを使いましょう。一丸レフにはミラーが着いていて、シャッターを切るとミラーが跳ね上がります。それもまた、ブレの原因となるからです。

背景との距離は縮めて

子どもと撮りたい背景が離れていると、背景がどうしてもボケてしまいます。
もちろん、レンズにこだわれば、離れている背景でもキレイに撮影できますが、初心者には難しいもの。
そこで、簡単に全面にピントを合わせる方法として、子どもと背景の距離を縮めるのがおすすめです。
それでもうまく撮れない場合は、写真撮影をする人が被写体から離れてください。
背景と被写体の距離を縮めたくない場合は、広角レンズを使うと焦点距離が短くなり、シャープな写真を撮影できます。

シャープネス設定は?

カメラの中には、シャープネスという設定があるものがあります。
これは、全体にピントを合わせるのではなく、被写体の輪郭を強調し、写真にメリハリをつけるためのもの。ぶれたところを補正する機能はそなえていません。
また、余談ですが、シャープな写真が欲しいなら、連写機能も合理的です。たくさん撮影すれば、1枚くらい納得できる写真が入っているはず。お気に入りの写真を残して、後は削除してしまいましょう。